もりのおふろ

こんにちは。りす組の内山です。
今回私が紹介したい絵本は『もりのおふろ』です。
この絵本はライオンをはじめとする、様々な種類の動物が森に湧くお風呂を見つけて、仲良く入っていく可愛らしい場面が描かれています。
動物たちが一匹ずつ増えていき、体を「ごしごししゅっしゅっ」と輪になって洗い合う動作やお風呂に「ドボーン」と入る姿が子どもたちも大好きで、絵本を読んだ際には友達と一緒にマネをして楽しむ様子が見られました。
是非とも寒い時期に心も体もぽかぽか温まるお風呂の絵本をご家庭でも読んでいただきたいなと思います。

 

 

 

もりのおふろ (幼児絵本シリーズ)

もりのおふろ (幼児絵本シリーズ)

  • 作者:西村 敏雄
  • 発売日: 2008/03/10
  • メディア: ハードカバー
 

 

『バルバルさん』

フリー教員の山本です。

今日ご紹介する絵本は『バルバルさん』です。

バルバルさんは町のはずれの床屋さんです。ひょんなきっかけからバルバルさんのお店にいろいろな動物が来店するようになり散髪をするお話です。

なぜお店に動物が来るようになったのか不思議に思いながらも、丁寧に対応してあげる優しいバルバルさん。
バルバルさんが手掛ける動物たちのユニークな仕上がりに、子どもも大人も思わず笑ってしまいます。

動物が来店するようになった理由が描かれている結末にも最後のページまで楽しさが詰まっています。

お子さんが初めてお店でカットする前に読んであげると、不安やドキドキをきっとワクワクに変えてくれるおすすめの一冊です!

 

 

バルバルさん (こどものとも絵本)

バルバルさん (こどものとも絵本)

  • 作者:乾 栄里子
  • 発売日: 2008/03/15
  • メディア: 単行本
 

 

『よるのおと』

主任の高野です。

今回、私が紹介する絵本は、“よるのおと”という絵本です。

この絵本は、物語というよりは、絵とそれぞれの場面の音で、話が進んでいくものになっています。題名のとおり、夜に聞こえてくる様々な音と一緒に話が展開していきます。

音と、絵が見事にマッチしていて、とてもシンプルな音の言葉で、情景が豊かに表現されています。私は、この本を読んで、とても懐かしいような気がして、自分の幼い頃の夜の風景を思い出しました。

 

我が家の子ども達もこの絵本が大好きで、何度読んだか、数知れません。

子ども達の姿を見ていると、静かにじーっと聞き入っていることが多く、情景を想像し、自分自身もこの絵本の中に入り、一緒に音を感じているような、そんな表情をしています。

 

夜、静かな雰囲気の中、ゆっくりと読むことができる絵本だと思いますので、寝る前の絵本タイムのひと時に、ぜひ、音と、絵を楽しんで読んでみてください。

 

 

よるのおと

よるのおと

 

 

絵本紹介『オオカミグーのはずかしいひみつ』

 こんにちは、園長の田中文昭です。記念すべきNEWホームページの絵本ブログ第1回目は『オオカミグーのはずかしいひみつ』を紹介します。

 この絵本は、見返し(絵本を開いてすぐのページ)にある「オオカミのグーはおかあさんがきらいでした。でもおかあさんの愛ってつよくて大きい」という文章から始まります。グーは母親がイタチだという理由で母親を嫌っていました。しかし、グーが隣山のオオカミたちと争いをしたときに自分を助けてくれたのが、母親だという事実を知ることで、事態が一変します。見返しにある最後の言葉である「お母さんの愛って強くて大きい」ということにグーは気づき、グーの母親への思いは変化するのです。最後にはみんなの前で「オレのかあさんはイタチだよ」と堂々と言えるようになります。

 「子どもにどう思われてもいい、私はあなたのことを思っているよ」という母親の底知れぬ子どもへの深い愛が行動となって現れ、その結果、子どもの心が変わっていく様は、子どもに読み聞かせるときに聞き手である子どもだけではなく、読み手である大人にも感動を与えてくれます。今までにこの絵本を子どもたちの前で何十回と読んできましたが、先日、久しぶりに再読すると、今までと変わらぬ感動がよみがえってきました。

 親と子のつながり、これは血のつながりだけでは説明できない、心と心の深いつながりであることに気づかされます。

 

 

 

絵本紹介『りゆうがあります』

こんにちは。りす組担当の髙木です!
今回ご紹介させていただくのは“りゆうがあります“という絵本です。
人にはついついやってしまうことってありますよね?この絵本に出てくる男の子は鼻をほじったり、爪を噛んだりしていつもお母さんに注意されています。そこで男の子はその行動のひとつひとつに理由をつけてお母さんに対抗しようとします。果たして男の子はお母さんに勝つことが出来るのでしょうか。男の子のユニークな発想と、コミカルなストーリーが見ている子どもたちを虜にする一冊です。りす組でも人気がある絵本です。是非一度読んでみてください。

 

 

絵本紹介『そらいろのたね』


こんにちは、つくし組担任の上田です。今回は、私が幼い頃に読んでもらった絵本の中で最も印象に残ってる絵本「そらいろのたね」を紹介します。この絵本は、「ぐりとぐら」の作者である中川李枝子さんが描いた絵本です。
 主人公のゆうじが模型の飛行機で遊んでいると、きつねがやってきて飛行機とそらいろのたねを交換して欲しいと言いました。ゆうじは、交換し、その種を大切に育てます。すると種からそらいろの家ができ、その家がどんどん大きくなり、色々な動物達が住むというお話です。
この絵本は、種から家が出てくるという不思議な話だけで終わりなのではなく、最後にきつねがある行動を起こし、その行動に教訓が隠されているという奥深い絵本です。
是非手に取り読んでみてください。

 

そらいろのたね

そらいろのたね

 

 

絵本紹介 『もりのホテル』

こんにちは!ばら組担任の吉河奈穂です。

今回ご紹介する絵本は、『もりのホテル』です。
森の中の大きな木に、あらいぐま一家が経営している一軒のホテルがありました。とってもきれい好きで、いつもピカピカなあらいぐま一家のホテルは、森の動物たちに大人気です。へびやくま、ふくろうやたくさんの小鳥たち、それぞれのお客さんにぴったりのお部屋を用意してくれます。あらいぐま一家の温かいおもてなしや数々の素敵なお部屋にわくわくが止まらない、何度も開きたくなるような絵本です。

「私も泊まってみたい!」と引き込まれるストーリーがおすすめなのはもちろんですが、私はふくざわゆみこさんの絵が大好きで、この絵本に惹かれたのも可愛らしい絵がきっかけでした。動物たちの表情や背景の一つ一つがとても丁寧で繊細で魅力的なので、ぜひ注目して読んでみてください。皆さんも“もりのホテル”に泊まりたくなること、間違いなしです!(文責:吉河)

 

もりのホテル

もりのホテル