絵本紹介『ぜったいあけちゃだめ!』

こんにちは。かなりや組担任の田中です。

今日紹介する絵本は、アンディ・リー作の『ぜったいあけちゃダメッ!』という当園の子ども達に大人気の絵本です。
この絵本の特徴は、なんといっても「あけちゃダメッ!」という禁止表現です。人間は、何かを禁止されると、逆に気になってしょうがないという感情が自ずと生まれますよね。例えば、「絶対に見ないでね」と言われると、何が隠れているんだろう…、少しだけ覗いてみたい!など、秘密にされている部分に期待が膨らみわくわくするような気持ちを誰しも一度は経験したことがあると思います。私もその一人です。
この絵本は、そういった人間の感情をくすぐります。主人公のなぞの青いモンスターがあの手この手を使って、子ども達がページをめくることを「めくっちゃダメッ!」といって拒みます。しかし、拒めば拒むほど子ども達の絵本の結末への期待が高まっていき、最終的には前のめりになり話に夢中になっている姿があります。
ぜひ、本屋や図書館でこの絵本を見つけた際は・・・・・絶対(・・)に(・)読まないで(・・・・・)ください(・・・・)ね(・)!

 

いえ、ぜひぜひ読んでみてください。

(文責:田中梨)

 

 

ぜったい あけちゃダメッ!

ぜったい あけちゃダメッ!