『ちいさなあなたへ』

フリー教員の和田です。
今回は『ちいさなあなたへ』という絵本を紹介させていただこうと思います。

この絵本は、赤ちゃんがこの世に産まれた日から始まり、子どもの成長を見守る母親の気持ちが、柔らかなタッチの絵と、我が子に語りかける優しい文章で綴られています。

大人でも子どもでも、それぞれの立場で多くのことを感じることができる内容で、私は読む時により、心がギュッと締め付けられる場面が変わります。

是非お子さんと一緒に読んでみて、我が子に初めて出逢えた日を想い出したり、あるいは将来自分の手から離れていく日に想いを巡らせてみてください。
話の内容は、小さなお子さんには少し難しいかもしれませんが、一緒に読むことで親子の絆をより深めることができると思います。

 

 

ちいさなあなたへ (主婦の友はじめてブックシリーズ)

ちいさなあなたへ (主婦の友はじめてブックシリーズ)

 

 

『さよならようちえん』

こんにちは!かなりや組担任の吉河奈穂です。今回ご紹介する絵本は、『さよなら ようちえん』です。

 

主人公は年長組のななこちゃんです。ななこちゃんを中心に幼稚園での1年間の出来事を振り返っていくお話です。季節の行事についてはもちろん、泥だんごを作ったことやダンゴムシを見つけたこと、砂場で大きなお山を作って遊んだことなど、子ども達にとって身近な出来事が次々に描かれています。その様々な出来事をお友達との思い出も一緒に振り返りながらお話は進んでいきます。最後は卒園式のシーンで締めくくられるのですが、先生が子ども達に最後に伝えた言葉は私の思いにも重なるところがあり、読みながらも思わずジーンとしてしまいます。年長児の今の時期にぴったりの1冊です。

 

先日、かなりや組の子ども達にも読んでみました。子ども達は、登場人物に自分自身や友達を重ね、互いに顔を見合わせてにこにこしたり、真剣な表情で見入っていたりと、1冊読み進める中で様々な表情を見せてくれました。読み終わった後には、幼稚園での出来事を懐かしそうに思い返して盛り上がる姿が見られ、可愛らしいエピソードもたくさん聞かせてくれましたよ!ぜひ、じっくりと一緒に読んでみてくださいね。

 

 

さよなら ようちえん (講談社の創作絵本)

さよなら ようちえん (講談社の創作絵本)

 

 

『ぎゅっ』

ひまわり組担任の伊藤美幸です。
今回私が紹介する絵本は、『ぎゅっ』という絵本です。
こざるのジョジョが散歩していると、たくさんの動物の親子が、幸せそうにハグをしている姿に出会います。その姿に、ジョジョもママが恋しくなって泣いてしまうのですが、最後には、ママに再会し、嬉しそうにハグをするというお話です。
この絵本は、ほとんど「ぎゅっ」という言葉でストーリーが展開していきます。言葉はありませんが、絵に描かれている動物達の豊かな表情に目を奪われます。
絵本を読み終わると思わず、お子さんや誰かと「ぎゅっ」としたくなるのではないでしょうか。表情を読み取り、相手の気持ちを感じる力が育ってくれそうな心温まる絵本だと思います。

 

 

ぎゅっ

ぎゅっ

 

 

『ぐるんぱの幼稚園』

ゆり組担任の上田です。今回は"ぐるんぱの幼稚園"という絵本を紹介します。
この絵本は私が幼かった頃のお気に入りの絵本で何度も読んでもらっていたものであり、必ず毎年クラスの子ども達に読み聞かせしているものです。
まず、この絵本は発売されてから50年以上にもなる絵本で必ず本屋さんにあります。しかし、最近は絵本の種類も多く、新しい物もどんどん発売されるため意外にご存知ない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この話は、ひとりぼっちの象の"ぐるんぱ"が様々なことを乗り越え、自分の居場所を見つける話です。テンポが心地よい話の進み方で絵も味のある絵です。
 この絵本は、大人になってから更に話の良さを感じるのではないかと思います。"辛いことがあっても頑張ればきっと幸せはくる"そんなメッセージも含まれているのではないかと思います。是非、保護者の皆さんも読んでみてください。

 

 

ぐるんぱのようちえん

ぐるんぱのようちえん

  • 作者:西内 ミナミ
  • 発売日: 1966/12/15
  • メディア: ハードカバー
 

 

『はなをくんくん』

 こんにちは!たんぽぽ組担任の伊藤奏です。今回は、“はなを くんくん”という絵本をご紹介したいと思います。
 雪の降る静かな森の中、たくさんの動物たちが冬眠していました。しかし、『何か』に気づいてみんな鼻をくんくん。そして森の中の『何か』に向かってかけていきます。一体何が起こったのでしょうか…。
 この絵本は、白黒で描かれており、最初のページを開いた途端、冬の寒々とした空気を感じることが出来ます。そして一番最後のページで、動物たちが探していた『何か』の正体がわかります。その『何か』だけは表紙と同じ鮮やかな黄色が使われていて、それまでの白黒との差が効果的に表現されています。その仕掛けに気がつくと、なんだか読み手も嬉しくなるような作品です。
 先日たんぽぽ組で読みましたが、動物たちが鼻をくんくんさせる場面では、一緒に鼻をくんくんさせたり、森の中をかけていく場面では「みんなどこ行くんやろなぁ!」とワクワクしながら聞いたりと、大盛り上がりでした!繰り返し表現のリズムが楽しく、この時期にぴったりの絵本なので、ぜひ読んでみてください!

 

 

はなをくんくん (世界傑作絵本シリーズ)

はなをくんくん (世界傑作絵本シリーズ)

 

 

『ろばさんのかわいいバッグ』

りんご組担当の畠山典子です。
今回紹介する絵本は、“ろばさんのかわいいバッグ” です。

ろばさんは、うさぎさんがしょっていたバッグを見て、自分でバッグを作り始めました。 しかし、そのバッグは大きすぎたのでくまさんにあげようと思いました。でも他のお友達もほしくなると考え、ろばさんはお友達の分も作ってあげたのです。
喜んでくれたお友達と一緒にこのバッグにお弁当入れて遠足に行く約束をしたのですが、なんとろばさんは、自分のバッグを作り忘れていたのです。

ろばさんは、朝までバッグを作っていたので、お弁当を作る時間がなく、ぺっちゃんこのバッグはかっこ悪いと思い、洗濯物のロープを入れました。実はこのロープが後々楽しい時間を過ごすきっかけになります。

ろばさんがみんなのために作ったバッグや、お弁当がないろばさんに、お友達が少しずつお弁当をわける優しさも描かれています。みんなのためにしてあげること・誰かのためにしてあげることが、こんなにも心が温まることだということが伝わってくる絵本です。

絵本の絵も、ふんわりしたタッチで描かれ、沢山の色が使われているので、見入ってしまいます。お話しもですが、絵をみても親子の会話につながると思いますので、ぜひ読んでみて下さい。

 

 

ろばさんのかわいいバッグ

ろばさんのかわいいバッグ

  • 作者:香山 美子
  • 発売日: 1999/03/01
  • メディア: 大型本
 

 

くれよんのくろくん

こんにちは。りす組担当の甲斐です。
今回私がご紹介する絵本は「くれよんのくろくん」です。

くれよんの仲間たちは、みんなで箱から飛び出して、次々と真っ白な画用紙に絵を描いていきます。
赤さんはお花、きいろくんはちょうちょ。でもくろくんは、絵を黒くされてしまうからと仲間に入れてもらえません。
そこでシャーペンのお兄さんが提案をしてくれます。くろくんはびっくりしながらもあることをするのです。

子どもたちにも身近なくれよんのお話です。
私は、この絵本を読んだときに、くれよんたちの複雑な気持ちや、くろくんの切ない気持ちに共感し、お話に引き込まれました。
くろくんの勇気ある行動は少しドキドキしてしまいますが、黒のクレヨンにしかない素敵な力があることも教えてくれます。

「くれよんのくろくん」ぜひ読んでみてください。

 

 

くれよんのくろくん (絵本・こどものひろば)

くれよんのくろくん (絵本・こどものひろば)