『おはよう』

こんにちは!ひばり組担任の吉河です。

 

今回ご紹介する絵本は、いもとようこさんの『おはよう』です。

こねこのぼうやがお外へ遊びに行くと、知らないたぬきのおばさんから「おはよう!」と声を掛けられます。お返事はできなかったこねこのぼうやですが、「おはよう」と言ってもらえたことがとっても嬉しかったようです。"ぼくもこれから「おはよう」っていおう!"と張り切って挑戦しますが、最初はうまく言えません。しかし、めげずにたくさん練習を重ねると、いろいろな動物やお花に「おはよう」が言えるようになるんです。挨拶をきっかけにたくさんのお友達ができたことをお母さんに報告する時のこねこのぼうやの嬉しそうな表情がとっても愛おしくて、ほっこり心が温まる絵本です。

 

挨拶をすることは、照れ臭かったり少し勇気がいったりしますよね。ですが、言われた方も言葉にした方も嬉しい気持ちになれます。この絵本を通して、挨拶してみようかなと思うきっかけになることを願い、毎年新学期が始まる頃に読んでいます。お家でも「おはよう」のやりとりを楽しみながら読んでいただけたらと思います。