絵本紹介『じゅうにんのちいさなミイラっこ』

こんにちは、ばら組担任の圓岡です。
今回紹介する絵本は、「じゅうにんのちいさなミイラっこ」です。

古いお墓の地下深くに眠っている10人のミイラっこ。ある時一人のミイラっこが言い出します。「ここはまるで洞窟だ。おまけにすごく退屈だ。外に出てみんなで楽しく遊ぼう!」
ミイラたちの冒険の始まりです。
ナイル川で泳いだり、スフィンクスの上で大はしゃぎしたり、砂漠のコートでゲートボールをしたり…。しかし、一人ずつミイラっこがいなくなってしまいます。ひとりの小さなミイラっこが、目にいっぱい涙をためて、お墓の扉を開いたら…。
数をテーマにした絵本なのですが、ミイラっこたちのはしゃぎっぷりがとても楽しく、また最後にはみんなで出迎えてくれる温かみを感じる可愛らしい絵本です。海外の絵本ですが、韻を踏んで訳されているので、テンポよく読んでいただけたら楽しさが増すと思います。背表紙にある古代エジプト豆知識もありますよ!
毎日が楽しくなる絵本です。ぜひ手に取ってみてください!

じゅうにんのちいさなミイラっこ―エジプトしきかずのほん (にいるぶっくす)

じゅうにんのちいさなミイラっこ―エジプトしきかずのほん (にいるぶっくす)