絵本紹介『くまのコールテンくん』

　私が今回紹介する絵本は、「くまのコールテンくん」です。
この絵本は、ボタンが一つとれていることに気づいたコールテンくんが、夜のデパートの中へボタンを探しに行くお話です。初めてのデパートで、いろいろなことがコールテンくんにおこり、読みながらドキドキハラハラが止まりません。コールテンくんは無事にボタンを見つけることができるのでしょうか。誰にも予想できない最後の結末に驚くこと間違いなしです。
　私がこの絵本に出会ったのは、小学生の時です。お話に引き込まれて好きになったのはもちろんですが、もう一つ大きな理由があります。それは、お話に出てくるもう一人の登場人物の女の子に関係しています。その女の子が私と同じ「リサ」という名前だったのです。同じという事が子どもながら、私自身とても嬉しく、大人になった今でも大好きな絵本の一つになっています。
（文責：田中梨）

くまのコールテンくん (フリーマンの絵本)