絵本紹介『ぶたのたね』

 今回ご紹介する絵本は、佐々木マキさんの「ぶたのたね」です。 この絵本は やまなみ幼稚園の図書室にも並んでいるので、借りて読んだ子どもたちもいるかもしれません。 お話の内容は 走るのが遅くて野菜と木の実しか食べたことがないオオカミが、一度でいいから ぶたを捕まえて丸焼きにして食べてみたいと思っているところに きつね博士が現れて ぶたのたねをくれるというところから始まります。 何年も前に この本を手にしたとき ふつう物語の中のオオカミと言えば意地悪でずる賢いのに 「ぶたのたね」のオオカミは 真面目でおっちょこちょい・・この憎めないキャラクターが大好きになりました。そんな楽しい絵本の作者の佐々木マキさんとは どんな方なのか調べてみると、1946年生まれ(もうすぐ70歳を迎えられるんですね)の男性で、デビューは漫画家なのだそうです。最近では こどものとも年少版 11月号に「てぶくろくん」が出ています。とてもかわいいお話なので こちらも読んでみてくださいね! (文責 吹田)

ぶたのたね

ぶたのたね