絵本紹介『だるまさんの』

こんにちは!フリー教員の藪野幸子です。
今回は「だるまさんの」という絵本を紹介したいと思います。
「だるまさんの・・・」というフレーズのあとに「め(目)」や「は(歯)」など身体の部位を紹介しています。
だるまさんが大きく目を見開いていたり、口を大きく開けて歯を見せているのを見ると、子どもたちはそれをまねして友達同士で「めー!」「はー!」と見せ合い、声を出して楽しそうに笑っています。
「だーるーまーさーんーの!」を読むときは、子どもたちが身体を左右に揺らして見ている姿がとてもかわいらしいです♪
他にも「だるまさんと」「だるまさんが」のシリーズもあるので、ぜひ手にとって子どもたちと読んでみてください。

だるまさんの (かがくいひろしのファーストブック)

だるまさんの (かがくいひろしのファーストブック)

絵本紹介『わたしのワンピース』

こんにちは。つばめ組担任の田中です。
今日は、私が幼稚園の頃にお気に入りだった絵本を紹介します。

「ラララン ロロロン」

このフレーズに聞き覚えはないでしょうか。
そうです。にしまきかやこさんの『わたしのワンピース』という絵本の一説です。

主人公のうさぎが白いワンピースを着て、「ラララン ロロロン」と口ずさみながら歩いていくと、現れた風景にワンピースがどんどん染まっていくというなんとも可愛らしいお話です。

私は、この不思議な現象に子どもの頃とても憧れ、母に白いワンピースを作ってほしいと頼みこんだ思い出があります。

ぜひ、「ラララン ロロロン」とお子さんと一緒に口ずさみながら読んでみてくださいね。

(文責:田中梨)

絵本紹介『たこやきようちえん』

 こんにちは!ばら組担任の圓岡琴絵です。
今回紹介する絵本は、さいとうしのぶさん作・絵『たこやきようちえん』です。
幼稚園に憧れるたこ焼きたち。幼稚園に行きたいなぁと歌っていると、たこ焼き屋のおじさんが、幼稚園に入れるように電話をしてくれます。小さな小さなお弁当を持って幼稚園に出発です!朝はタコのたこや・きよこ先生が迎えに来てくれました。「僕も先生と手を繋ぎたい!」「幼稚園ってどんな所?」足が8本あってくねくね体が曲がるタコならではの要望の叶え方や表現の仕方に、なんともほっこりする絵本です。
 幼稚園に行く途中、野良犬に襲われたり、疲れて泣いてしまったりするたこ焼きたちですが、大丈夫!ちゃんとたこや・きよこ先生が守ってくれます。
 
“困ったことや泣きたい気持ちになった時には、ちゃんと先生が守ってあげるよ!だから安心して幼稚園に来てね!”という気持ちが伝わればと思い、この絵本をばら組の子ども達と楽しみました。
「たこ焼きが幼稚園?」とケラケラ大笑いの子どもたちでしたが、ワクワクしたり、ホッとしたり、絵本の中から幼稚園の楽しさがたくさん伝わったようです。
最後の裏表紙で野良犬と仲良くなる絵が描かれているのもとても素敵ですよ。

幼稚園が始まったばかりの4月にオススメの絵本です。
ぜひ手に取ってみてください。

たこやきようちえん (絵本・いつでもいっしょ)

たこやきようちえん (絵本・いつでもいっしょ)

絵本紹介『わすれもの』

こんにちは、ゆり組担任の上田です。今回は、「わすれもの」という絵本を紹介します。

 この話は、ある女の子が大切にしていた羊のぬいぐるみを公園に置き忘れるところから始まります。そして、その羊のぬいぐるみが置き忘れられた場所で女の子を待ち続けている気持ちが描かれています。
 私はこの絵本に出会ったとき、幼い頃大切にしていたぬいぐるみを思い出しました。
ぜひ、手にとって読んでください。

わすれもの

わすれもの

絵本紹介『さつまのおいも』

こんにちは!かなりや組の今井です!

今回私がご紹介する絵本は「さつまのおいも」です。

秋といえばお芋!今はお芋の美味しい季節ですよね。

子どもたちがお芋掘りでたくさんのお芋を持って帰るそんな今だからこそ、ぜひ読んでいただきたい楽しい絵本があります!




この絵本は、お芋たちの土の中での生活を描いています。ご飯を食べたり歯を磨いたり…トレーニングなんかもしちゃいます。

私たちと何ら変わりない生活を送っている

お芋たちが、この絵本の中ではとても愛らしく描かれています。

そしてついに決着の時。子どもたちがお芋を引っ張りますが、お芋も負けじと踏ん張ります。

抜けたときのユニークな展開も、きっと子どもたちの笑いを誘うことと思います。お芋たちの土の中での生活を想像しながら、ぜひお子様ともお芋掘りの話を楽しまれてみてくださいね。

さつまのおいも (ピーマン村の絵本たち)

さつまのおいも (ピーマン村の絵本たち)

絵本紹介『きょうのおやつは』

こんにちは。つばめ組担任の田中です。今回紹介する絵本は、「きょうのおやつは」です。
この絵本は、鏡を使った仕掛け絵本です。片方のページが鏡になっており、もう片方のページが写る仕組みになっており、目の錯覚を使ったユーモアあふれる絵本になっています。
ページの開き方によって見え方が変わります。クラスの子どもは、この不思議な絵本に夢中になり、何回も何回も読んでいました。「どうなってるの?」「ふしぎ!」は子どもたちの興味や意欲の原点だと実感できる絵本になっています。
ぜひ、読んでみてください!

きょうの おやつは (福音館の単行本)

きょうの おやつは (福音館の単行本)

(文責:田中梨)

絵本紹介『めっきらもっきら どおんどん』

こんにちは!ばら組担任の圓岡琴絵です。今回紹介する絵本は、長谷川摂子さん作『めっきらもっきら どおんどん』です。
遊ぶ友だちが見つからない“かんた”は、大声でめちゃくちゃな歌を歌います。
「ちんぷくまんぷく・・・めっきらもっきらどおんどん!」
すると、奇妙な声が穴の中から聞こえてきます。その穴を覗き込むと“かんた”は穴に吸い込まれ、おかしな3人のおばけに出会って・・・というファンタジーの絵本です。
夏っぽい絵本を探しに本屋巡りをしていた時に出会った絵本なのですが、ページをめくるごとにお話の世界にどんどん惹きこまれてしまうほど、展開が早く言葉遊びが楽しい愉快なお話です。
おばけというと怖い印象を持ちがちですが、この本に出てくるおばけたちは、モモンガーごっこやなわとびをして遊んだり、甘いお餅を食べたりと、おばけたちと本当に一緒に過ごしているような不思議な気分になります。
あの歌を忘れてしまって3人のおばけたちに会えなくなってしまった“かんた”ですが、絵本の締めくくりにある『きみなら おもいだせるかな?』という一文に、元の世界に戻った後の余韻と、また会えるんじゃないかなという期待が膨らみます。
ちなみに初版の絵本には最後の一文が入っていないそうで、主人公目線を考えるとアリ派!ナシ派!という論争まであるそうですよ〜!
皆さんはどっち派ですか?
ぜひ手にとってみてください!

めっきらもっきら どおんどん (こどものとも傑作集)

めっきらもっきら どおんどん (こどものとも傑作集)